当院の特色FEATURES

質の高い医療提供体制

医療資源の充実した別府市に隣接する中規模病院であり、遠方への通院が難しくなった高齢者も多く、地域で可能な限り質の高い医療の提供が喫緊の課題です。二次救急病院を標榜し、地域の初期救急に最善の対応できることが病院の使命と考えています。
地域の医療需要を考え、様々な疾患に高いレベルで対応できる医師、スタッフの育成に力を入れています。
大分大学と密接に連携し、常勤医の派遣を受けながら、非常勤専門医で診療の質を担保することに努めています。

切れ目のない医療・介護の連携

地域包括ケアシステムの先駆的な病院であり、保健・医療・福祉がバランスよく配置されているのが特徴です。
疾病の早期発見から治療、介護まで同じ施設内で、全てのライフサイクルに応じたケアが可能です。
回復期から慢性期のリハビリテーションが充実し、高齢者が直面するフレイル（虚弱）や認知症など、多くのケアチームが連携し対応しています。地域の在宅医療も積極的に支援し、できる限り長く在宅で過ごせるように多職種で支援を続けています。

健康増進・疾病予防の推進

地域の健康寿命延伸のために、付設の健診センターを中心に、メタボリック疾患やがんに対する健診が行われています。
保健指導も充実し、二次健診では病院と連携し、受診勧奨を積極的に行なっています。
行政の保健師とも連携し、特定健診などの健診事業に協力しています。
地域の健康増進活動として、健康出前講座を公民館単位で実施し、簡易的な検査なども行ない、住民への健康意識の普及・啓発を行なっています。

地域づくりへの参画

持続可能な地域医療を目指して活動をしています。高齢化のために通院困難者が増え、病院独自の通院支援事業を展開しています。
行政のコミュニティーバスのみでは過疎地区での高齢者の通院は難しく、必要に応じて自宅の玄関まで送迎しています。
認知症予防にはリハビリテーションが重要であることが知られ、地域リハとして専門職を派遣し、高齢者の介護予防を行なっています。
行政の協力を得て、小中学校で健康出前講座を行い、小児期から健康介入することで、両親の健康意識も向上することを期待しています。