10月27日（金）、「生活習慣病とがん」をテーマに講座を開催しました。

「がん予防の出前講座」は、がん予防に対する関心と正しい知識をもち、がんを含めた生活習慣病の予防ができるように、副院長で健診センター長を務める石尾医師が地域や企業、教育機関に出向いて行っています。始めに、日本のがんの現状や、がんの基礎知識を紹介した後、がんになるリスクを低下させることができるとされる5つの健康習慣（禁煙、節酒、食生活、身体活動、適正体重の維持）について、具体的な例を示しながら1つずつ詳しく解説しました。質疑では高齢化に伴いがんになる確率も高くなることから、皆さんの関心も高く検査方法や他の疾患との関連性など沢山の質問があがり、30分間に渡り1つ1つ丁寧に回答しました。また、近年、手軽に始めることができるエンディングノートに注目が集まっていることもあり、市役所の医療介護連携課よりエンディングノートの目的・書き方について、わかりやすく解説していただきました。