杵築市立山香病院

病院指標の公表2022.09.26

令和3年度 杵築市立山香 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 16 13 33 25 30 25 73 173 241 151
令和3年度最も多かったのは80歳代の患者さんで、80歳以上の割合は50.3%と全体の約半数を占めています。70歳以上の割合は、72.4%と高齢化が進んでいます。地域の医療機関と協力し、地域住民に、良質な医療の提供ができるように努めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 33 40.09 17.23 3.03 88.21
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 22 52.68 20.51 9.09 88.77
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 18 40.44 13.00 5.56 79.78
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 12 2.25 2.66 0.00 70.08
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 11 2.00 2.04 0.00 56.55
内科では、心不全、誤嚥性肺炎、尿路感染症が多く、平均年齢は75歳以上となっています。高齢者の心不全、肺炎は発症を繰り返し、重症化する恐れがある為、入退院を繰り返す傾向が多くみられます。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 3 3.00 5.86 0.00 4.33
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 2 5.50 5.85 50.00 3.00
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 1 8.00 6.46 0.00 4.00
060390xxxxx0xx 細菌性腸炎 手術・処置等2なし 1 6.00 7.43 0.00 13.00
100210xxxxxxxx 低血糖症 1 3.00 7.28 0.00 4.00
小児科では、腸炎や肺炎、喘息等での入院患者が多い。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 23 2.09 2.66 0.00 72.43
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 10 6.40 4.86 0.00 72.30
160800xx99xxxx 股関節・大腿近位の骨折 手術なし 8 60.13 15.20 12.50 85.50
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 6 12.17 6.41 0.00 63.83
060340xx99x0xx 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2なし 5 16.20 9.76 20.00 82.00
外科では、大腸の良性疾患や鼡径ヘルニア、胆石症にて入院される患者が多い。腹腔鏡を用いる手術も行い、術後の疼痛軽減・活動性の向上・術後在院日数の短縮に努めています。また、化学療法も行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 3 2.00 2.54 0.00 67.33
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 3 69.33 11.04 0.00 70.67
110080xx9900xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 1 82.00 10.08 0.00 100.00
11012xxx99xxxx 上部尿路疾患 手術なし 1 20.00 6.64 0.00 95.00
110280xx97x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 1 72.00 15.20 0.00 89.00
泌尿器科では悪性腫瘍(癌)の診断・治療が中心となっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 0 0 0 0 1 4 1 8
大腸癌 0 0 0 0 0 4 1 8
乳癌 0 0 0 0 0 0 0 8
肺癌 0 0 0 0 0 1 1 8
肝癌 0 0 0 0 0 4 1 8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌について、集計期間に入院加療を行った「初発」と「再発」の患者数を集計しています。
当院の場合、消化器系の疾患が割合的に高いことが読み取れます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 2 7.50 55.50
中等症 20 49.65 84.95
重症 1 78.00 86.00
超重症 0 0.00 0.00
不明 0 0.00 0.00
入院のきっかけとなった病名及び最も医療資源を投入した傷病名が細菌性肺炎、気管支肺炎など(誤嚥性肺炎、ウイルス性肺炎、間質性肺炎を除く。)であって、市中肺炎(入院後に発症した肺炎を除く。)の入院患者さんが対象となります。
当院では中等症の患者さんが最も多くなっています。
免疫機能や身体機能の低下により、肺炎の発症機会が高まる高齢の方は、症状が重くなることもあり、中等症や重症の肺炎では平均在院日数が長くなりやすい傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 18 80.72 82.50 3.23
その他 13 65.62 74.08 3.23
医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞である患者さんを対象とし、患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。
当院では発症日から3日以内の症例が18件(平均年齢82才)、それ以外が13件(平均年齢74才)となっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 14 4.21 16.43 0.00 71.64
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm未満) - - - - -
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) - - - - -
当院は内視鏡を使用した手術が多い傾向にあります。
患者数が10件未満は「-」で表示しています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 24 0.17 1.17 0.00 73.21
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 - - - - -
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) - - - - -
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 - - - - -
K6335 鼠径ヘルニア手術 - - - - -
外科では、胆のう結石(胆嚢炎)等に対して行う「腹腔鏡下胆嚢摘出術」の症例数が多く、一般的に腹腔鏡を使用した手術が多く、患者さんの負担軽減を心掛けた治療を行っています。
患者数が10件未満は「-」で表示しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00
異なる 0 0.00
180010 敗血症 同一 10 1.28
異なる 2 0.26
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0.00
異なる 0 0.00
180040 手術・処置等の合併症 同一 2 0.26
異なる 1 0.13
敗血症では、入院の契機と同一のケースでは1.28%、異なるケース(入院後に発症する等)では0.26%、手術・処置等の合併症の発生率は、入院の契機と同一のケースでは0.26%となっています。
手術・処置等の合併症とは、一旦退院後に手術や処置などにより術後出血や創部感染など一定割合で発生してしまう病態をさしています。
細心の注意を払って治療を行っていますが、事前に起こりうる合併症については説明させて頂くよう努めています。

更新履歴

2022年9月26日