一般病棟は44床の病棟です。全ての診療科に対応し、急性期医療を提供します。短期間で自宅退院される方から地域包括あるいは回復期へ移行する方等、患者層は多岐に渡ります。
病棟看護師は、患者さんの回復を促進するために多職種で連携しチーム医療を実践しています。
患者さんが安全に治療を受けられるように、また安心して入院生活を過ごしていただけるように、患者さんや家族に寄り添うケアを目指しています。
地域包括ケア病棟は3階に38床、5階に38床の計76床です。
を対象にしています。入院時には、患者・家族の皆様の入院までの経過から今後への意思を聴き取り、退院支援に活かしています。
入院中の高齢者に特化した取り組みとして、誤嚥性肺炎の再発予防を目的に、KTバランスチャートを用いた嚥下機能評価の後、食支援をしています。また、認知症予防や進行防止として、高齢者の生活リズムを整えるため、院内デイサービスを行っています。季節の行事を取り入れた七夕飾りの製作、健康体操、唄や塗り絵、トランプ等を行い、職員も共に楽しみながら機能回復をめざしています。
退院後は、病状の安定を目的として、必要な方のご自宅や施設を訪問して、回復の状態や困りごとをうかがい、療養生活の継続に効果をあげています。
入院から退院へ、小児から高齢者まで年齢を問わず、全ての方が住み慣れた地域で安心して過ごせるように、医療・介護・福祉の一体的なサービスを提供する「全世代型地域包括システム」を進めています。
回復期リハビリテーション病棟は18床の病棟で、2020年9月1日から運用を開始しました。
脳血管疾患又は大腿骨頚部骨折等の患者さんに対して、ADL(日常生活動作)の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行なっています。
患者さんの具体的な状態としては、以下の方が対象となります。
看護職やリハビリ職をはじめ、多職種協働により個々の入院生活を支え、患者さんが望む暮らしができるよう支援いたします。