
みなさんにとって理想の医師像とはどのようなものでしょうか?
まず人間性の部分。他人に優しく思いやりがあって、労を惜しまず夜中でも休日でも働く。これは言わずもがなでしょう。
次に診療力の部分。高度な専門性ばかりが尊ばれる風潮があるように感じていますが、これでは各医師間に隙間が大きく空いて、誰も診ることができない患者さんばかりが増えることになってしまいます。
得意分野に関して高度な専門性を持ちつつも、専門外の領域もかなりの程度診ることができる。山にたとえれば、富士山のように〝頂は高くすそ野は広い〟診療力を持つ医師こそ理想だと私は考えます。
当院の内科には上運天(循環器内科)、山下(循環器内科)、新貝(リウマチ・膠原病)、峯崎(腎臓内科)、相馬(消化器内科)、熊谷の6人の医師が所属しています。それぞれが高度な専門性を有するのはもちろんのこと、周辺領域についても相当な診療力を持っています。
杵築市立山香病院の6人の内科医師たちは、富士山のような医師象を理想として、研鑽を積む努力を惜しみません。
毎朝の症例カンファレンスと毎週1回ずつの内科回診と勉強会を通して議論を交わし、お互い切磋琢磨しつつ、勉強したことを生かして日々の診療に励んでいます。
副院長
名誉院長
循環器内科部長
内科医師